観光バス会社は軒並みキャンセルで、と頭を抱えている。学校給食に提供している牛乳組合は加工用にまわすしかなく、乳価が下がって大変だという。熊谷市でもデパートや駅ビルの店が休みに入った。すでに、「首になった」という派遣で働く知人もいる。法事や会食がなくなったので、仕出し屋にほとんど働きに行けなくなった、とも聞いた。「自粛のお願い」に応じてもその補償がはっきりせず、会社も労働者も路頭に迷っている。
この危機を乗り越えるために「自粛と補償は一体に」と日本共産党ははじめから提案していた。どのくらい収入が減ったかの証明を準備する間にどんどん生活が苦しくなり、コロナは広がっていく。まずは現金給付を全国民に。その後、確定申告で収入が減ってない人には返してもらえばいい、と。そして、布マスクを配るくらいなら、検査をしっかりしてほしい、国民みんなが思っているんじゃないだろうか。

熊谷スポーツ運動公園