消費税の10%引き上げ」と同時に、収入が少ない年金生活者に、月5千円が現在の年金に上乗せされる(年金生活者支援給付金)ことになり、年金12月支給分から始まりました。月額5000円です。負担軽減対策の一環だそうです。
しかし、生活保護を受けている方から、「生活保護が打ち切られた」と相談がありました。「月5000円収入が増えたことで1600円が生活保護収入基準より超えたから」というのです。介護保険を利用しているので、利用1割負担が新たに負担としてのしかかります。アパートの更新ももうすぐだそうです。基準を超える1600円で足りるはずがありません。この方の医療費窓口負担は、障害手帳を持っているので一時負担はかかるものの申請で戻ってきます。この点では命拾いでした。
もしかして全国的にこのようなケースが起きているのではないでしょうか。増税の怒りをごまかすためのわずかな年金引き上げで、このように生活を脅かす事例が身近にあった!ますます10%増税の「悪」を実感します。
2020年02月04日
わずかの年金上乗せで「生活保護支給打ち切り」
posted by くるみさん at 16:32| 活動レポート